すんなりと退職意思を伝える方法
誰に、いつ、どうやって?
ひきとめられたらどうするか?
「退職したい」と上司に伝えることは、ちょっと勇気が必要な事です。初めての転職であれば、なおさらです。退職が決まったら師長の態度が悪くなるんじゃないか、「辞めます」と伝えてから一緒に働くのは気まずいかなど、色々考えているうちに伝えるのが遅くなってしまいますからね。でも引き継ぎをしなければなりませんから、ある程度の余裕をもって退職の意思を伝えなければ、希望通り辞めることができなくなるかもしれません。
誰に、いつまでに伝えるべきか、理由をどこまで説明すべきか、悩むところです。
★誰に伝える?
退職の意思を最初に伝える相手は、直属の上司がマナーです。
病院であれば、直属している病棟、外来などの看護師長です。
ただし、直属の上司を飛び越して看護部長などに伝えたり、
周辺の同庁に伝えたりするのはマナー違反です。
気まずくなるので、ご注意を☆彡
★いつまでに、伝える?
法律上では2週間前までに伝えれば問題ないですが、就業規則で〇〇日までにと規定されていることが多いです。
ただし、突然言われても引き継ぎ等、後任の選定などもあるので、大体1~3か月前には、伝えるようにしてください。
ただし、年末年始、夏季休暇シーズン、新人教育の4月などは避けてくださいね。
★どうやって、伝えるの?
丁寧にきっぱり伝えてください。
「ご相談があります」と最初は時間を貰って、しっかり伝えて下さい。
変に気を持たせるようなことは言わないでください。
ほとんどの病院は人手不足なので、引き留めは1回は来ます。
★どんな理由で、伝える?
後ろ向きな理由は伝えないでください。少なくとも引き継ぎ期間は一緒に働きます。
前向きな理由にしましょう。
「キャリアアップをしたい」「結婚」「妊娠」「親の介護」「夫の仕事の都合」など、説得しても無駄だと思わせる内容にしましょう。
それ以外は、説得する糸口を相手に与える可能性が高いです。
★退職願
これは、長々文章を書く必要は無いです。よくありがちな「一身上の都合」にしてください。
手続きと考えましょう。それ以外だと色々、引き留めだったり色々面倒が生じる可能性があります。
間違っても、恨みつらみなどはやめましょう。