★地域の中核病院
どんな臨床現場でも戸惑わない看護の技術を磨きたい!
大学病院のような高度な専門医療、三次救急ではなく、二次救急を担う、地域の中核病院。幅広く、色々な患者さんが集まり、採血や点滴をはじめとした手技や処置を看護師が行うことが多い為、大学病院以上に、業務が忙しいと言われがちです。
ただし、それは、とらえ方次第です。
とにかく技術を磨きたい人にとっては、「その分、鍛えられる」という考え方も出来るかもしれません。
複数の診療科で経験を積むこともできますし、診療科が多い分、人間関係で悩んだときに【異動で解決できる】という方法も可能でしょう。
待遇面では、民間化、公立かなど、経営母体によっても異なり、公立病院の場合は年功序列という色が濃く、長く務めるほど、他よりも良くなるという傾向があります。
ただ、自治体病院のなかにも、地方公営企業法を適用し、給与体制の見直しを図っているところが増えてきています。
今後は、自治体病院といえども、【長く勤めてさえすれば、給与はどんどん上がっていく】というわけにはいかなそうです。
また、規模別にみると、大規模病院は中小規模の病院に比べて給与が高いと言われているます。ただし、基本給は抑えて、手当てを高くして月額の給与がトータルで高くなっているケースが多く有ります。
ボーナスや残業代は、基本給をベースにしているので、【給与が高い】と言ってもどの部分が高いのかという視点が重要ですね。