★精神病院
症状の裏にある原因を観察
救急、急性期、慢性期で異なる仕事
精神科の中でも救急や急性期を担う病院の中、慢性期の病院なのかによって、仕事も職場の雰囲気もずいぶん変わります。
超急性期のいわゆる「精神科スーパー救急」の病院は、救命救急センター並みの忙しさ、一歩で、慢性期では、コミニュケーションが難しい患者さんからいかに真意を引出し、症状の裏にある問題を探るかという、コミニュケーション力、観察力、忍耐力が必要でしょう。
また、精神科の患者さんは入院期間の長い方、繰り返し入院する方の割合が多く、長いスパンで患者さんと向き合えるという特徴もあります。
その患者さんが社会復帰、自立するためにどんなサポートや訓練が必要か考えるなど、医療、看護と言う枠組みにとらわれないサポート、発想が必要になるころもあります。
ただ、なかには暴れだす患者さんもいるため、男性の看護師が比較的多いことも特徴の一つです。
給与面は、病院の設立母体や担っている機能によって様々。
超急性期の精神医療を担う病院では、給与は高くなりますが、その分、業務も忙しくなります。
★診療所・個人病院
院長との相性しだい?
オフの時間は作りやすい
診療所や個人病院の場合、良くも悪くも経営者である院長の診療方針、経営方針がどうかが大きなポイント。尊敬できる先生であれば、学ぶことも多く、楽しく働けるでしょう。実際、そうした診療所は、離職率が低く、勤続年数が長いスタッフがおおいものです。
また、病院に比べて、次々と患者を診ていく診療所では、その流れにのってテキパキ業務をこなす能力が求められますし、人数が少ないが故に、事務作業などの看護業務以外の雑務も担当していかなければならないこともあります。
ただ、診療時間が限られており、大学病院の掛けもちをしている先生も多いので、週休4日など、パートタイマー的に勤務できる病院も多く、プライベートの時間とのオンオフはつけやすいです。