★大学病院
充実した教育体制、キャリアアップ思考の人にお勧め
特定機能病院である大学病院には、一般の病院で診られないような重病患者さん、あるいは高度専門医療が必要な患者さん、難病などの稀な病気の患者さんが集まります。
それだけに、色々な症例をを経験することができます。
知識の幅を広げたいという人にとっては、非常に得るものの多い職場のはずです。
また、大学と言う教育機関がだけに、教育制度がしっかりしているという点も、魅力です。
ただ、多くの大学病院には、看護師の採用は年度ごとに行っていて、4月の採用のみというところがほとんどです。
採用のタイミング、方法は早めにチェックしておいた方がいいでしょう。
採用人数は100人単位と多く、一度に多くの人数が入職する分、新卒だけではなく、中途も含め、新採用者研修、オリエンテーションが手厚い病院が多いです。
ただ、経験3年以内の若手看護師の割合が比較的に多い為、あなたの年齢、経験におYっては、しばらくすると「教育する側」になることが求められるかもしれません。
ほとんどの大学病院のケース、就職説明会やインターンシップが用意されていて、入職前に実際に働いている人たちの話が聞けたり、職場の雰囲気を体験することができます。
そうした制度を活用するのも、いい方法です。
一方、研修医などの若手医師も多い為、注射や点滴などの手技をする機会が少ないという面もあるようです。
「役割分担が明確」とプラスに考えるか「技術か向上しにくい」とマイナスに考えるかはそれぞれですね。
また、「経験を積めて勉強になるけど、忙しい」との声も良く耳にします。急患や手術が多い為、シフト通りには業務が終わりずらかったり、委員会や勉強会、新薬に関する説明会が多いといった看護業務以外の理由での残業が、多くあるようです。
ただ、給与や福利厚生はほかの病院に比べて恵まれていますよ。