★訪問看護ステーション
生活の場で、『その人らしく』を支援
在宅医療のキーパーソン
「病院から在宅へ」という国の方針もあって、広がっている在宅医療。利用者も年々増え続けています。そのような中、重要なのが訪問介護の存在です。
訪問診療を行う医師ももちろん重要ですが、病院同様に在宅でも最も長い時間患者さんと接するのは看護師ですから、日々、患者さんのもとに伺い、ケアを行う訪問看護師がいなければ、在宅医療は成り立ちません。ところが、一人で患者さんの自宅を訪問して、一人で判断・処置するということは、経験豊富で看護力に相当自信がなければ、難しいのでは?と敬遠されがちなのですが、その為に、訪問看護師になってくれる人が非常に少ないというのが現状です。
しかし、たしかに、単独での訪問が基本ですが、判断に迷った時は、訪問看護仲間に相談ができるようになっていますし、【懸念事項があれば、主治医に報告する】というのが基本事項になっております。新卒で訪問看護をするというのは難しいかもしれませんが、夜勤もありませんし(オンコールはあります)、実は子育てもしながら働きやすい環境です。
また、何より、複数の患者さんを同時に担当する病棟では「思うように個々の患者さんと接することができない」とジレンマを感じていた人にとっては、訪問看護の現場はまさに「1対1」の看護ができる場所なのです。
病棟や外来ではなかなか見えない、その患者さんの家族構成や家族との関係、生活環境も踏まえた上で、【その人らしい暮らし】をしえんするという仕事ですので、とてもやりがいのある仕事ではないでしょうか?
また、現状、なり手が少ないがゆえに、一般の病棟勤務よりも時給を少し高くしたり、また、柔軟な勤務体制を認めたりと、勤務条件をよくしてくれるところが多いのも魅力の一つです。